「姫」のはなし

とりとめのない話をしたい。「姫」という言葉について考えてみよう。「姫」とは奇妙なもので、王女など貴人の女性を意味としては表していながら、字形をみると「女」と「臣」からなっている。「臣」は昔の字形によれば、「臣下」の「臣」とは形を異にするよ…

草原について

私が住んでいる栗原の部屋から外を見るとずっと草原が広がっている。ただのちょっとした野原を草原と称するなんて変なことをいうな、という向きもあるだろうが、紛れもなく私の眼前にあるのは草原だ。 「草原」という総合科目を受けたことがある(今もあるの…

孫子の戦略論(計篇第一〜謀攻篇第三)

ヨーロッパ語訳の『孫子』と金谷注を底本にして、ちょっと書いてみたものをさらに加筆して、上げてみます。解説めいたものは書かなくてもwikiか何かを少し読めば分かると思うので、割愛しますが、そのうち書くかもしれないし、そこは気分。 CiNii 論文 - 18…