パソコンをつくる②(組み立て編)
① パーツ紹介
なんと今朝パーツが来た。速い。日本の物流すげえ。そこですぐに組み始めることにした。
前回はパーツを一部しか紹介していなかったので、以下にまとめて示す。
CPU:AMD Ryzen 5 2600 BOX (CPUクーラーは純正品を利用)
マザーボード:ASUS TUF B450M-PLUS GAMING
メモリー:F4-2666C19D-16GNT [DDR4 PC4-21300 8GB 2枚組]
電源:Thermaltake PS-SPD-0500NPCWJP-W (500W)
ケース:Thermaltake Versa H17
ストレージ・モニター・キーボード・マウスは手持ちのものを流用した。
これらの総額で、およそ5万円強。今回はwin10のライセンスも購入したので、併せて7万円くらい。同じレベルのものをBTOとかで買おうとすると倍はかかるだろう。DellのInsprionのカスタマイズでだいたい同じくらいのものをカスタマイズしたら倍くらいになった。
② 組み立て
自作PCといっても、基本的にはパーツをくっつけてケーブルを接続するだけの作業である。工具はプラスドライバーだけあれば事足りる。一応、ラジオペンチやらなにやらを用意したが、結局使わずに終わった。ただし、静電気防止と手の保護のために手袋は必須である。今回は史料閲覧用の綿手袋を使ったが、薄すぎてマザーボードの裏の突起が貫通したので失敗だった。もっと分厚いやつを使う必要がある。
このような準備を整えてから組み立てを開始する。まず、マザーボードにCPUやメモリ、GPUを取り付ける。この作業は順調にいった。ミスると取り返しのつかないCPUの取り付けはつつがなく終わった。
次は配線である。電源をケースに固定する。まったく難しくはない。それからマザーボードも同様に固定した。
しかし、これはまずかった。
この後、マザーボードに配線するのに、先にケースに固定してしまうと狭くて配線できない。特に今回はそこそこでかいGPUを載せたので、まったく手元が見えない。結局一度固定したものを取り出すはめになった。3マス戻る。
さて、そんなこんなで配線。電源ケーブルの取り付けは比較的容易。ケーブルが硬いので疲労はたまったが。ケースのケーブルはちょっと手間取った。電源スイッチやリセットボタンなどの配線の順番が説明書に書いていない。基盤に簡単な指示があったので、勘で付けた。結果的には上手くいったようだ。
そして改めて取り付け。一度やったので、そんなに手間取らない。
さて、一通りつなげたかな、と思ったら、SSDを取り付けてないことに気づく。SSDを取り付ける端子は基盤の端にあるからぎりぎりケースに入れた状態でも接続できた。
これで、一通り、組み立てた。ケースのカバーは調整のために閉めずにおく。
③ 起動~OSインストール
それでは待望の電源投入。特に問題なくBIOSが起動した。めでたい。
特に設定をいじるつもりもなかったので、そのまま再起動してwin10をインストール。USBにインストールするためのなにやらを落としたものを接続して、再度電源を入れる。インストール画面に無事表示される。シリアルコードの入力にかなり手間取ったが、なんとか突破。
しかし、問題が発生。SSDが認識されていない。これではインストールできない。
中を見ると問題は明らかで、SSDに給電のためのケーブルを刺していなかった。認識されないのもむべなるかな。
なんやかんやで再度電源投入。今度は問題なくインストールできた。
④ 設定
これにてめでたく完成…ではない。設定をやらねばならない。
ドライバー(OSが接続された機器をコントロールするために必要なもの)をインストールしていないので、GPUもOSから認識されないし、モニターから音声も出力されない。
そこでASUSが用意しているドライバーの一括ダウンロードするソフト(DriverHub)を落とした。このソフトを利用していろんなドライバーをインストールする。
この作業が終わると再起動が入るが、これで終わると大体の設定は終わった。
なぜかキーボードが認識されない問題が発生したが、もう一度ドライバーをインストールしたら動くようになった。なぜだ。
そして、win10のアップデートをして(イマココ)、大体の作業はおしまい。
そんなこんなで自作PCが完成した。次回はいろいろと作業環境を整えていく。